街並づくり100年運動まちなみづくりひゃくねんうんどう
いま、全国各地で昔からある街並みの保存運動が展開されています。それは、私たちが日常生活で便利さや機能性を優先させながらも、心のどこかで追い求めてきた、懐かしいたたずまいの家並みや風景を捨てきれないからだと思われます。
このような状況の中で、金山町では昭和58年度策定の「新金山町基本構想」の中で『街並み(景観)づくり100年運動』を基幹プロジェクトとして位置付けし、推進をしております。これは100年をかけて自然(風景)と調和した美しい街並みをつくっていこうというものであり、あわせて林業等の地場産業の振興や人と自然の共生を図るというものです。
街並み(景観)づくり100年運動の実現のために、昭和61年3月に「金山町街並み景観条例」が制定され、「街並み形成基準」とともに、街並みの基本となる「金山型住宅」の基準と、金山型住宅を建てた場合の助成制度が定められました。